【阿弥陀寺】阿弥陀寺(あみだじ)入口に立ち本堂を見ると、きれいに整備された道が本堂に向かって続いています。 この寺は寛永9年(1632)頼宣が兄秀忠(ひでただ)の菩提を弔うために建立されたもので、もともとは大智寺境内にあり、明治4年(1871)この地に移したとのこと。本堂と棟札は県指定の文化財となっています。 堂内に入ると、その極彩色に目を奪われます。草花を透かし彫りにした欄間・海老のように曲がった「海老紅梁(えびきょうりょう)と、今も鮮やかな色をとどめています。 ケヤキの廊下を踏みしめると、過ぎ去った歴史の重みがひしひしと感じられます。昔は漆が塗られ黒光りしていたとか。 寄棟作りの外観は、気の遠くなるほど長い年月を経てきたことを物語っています。木造の変化の美しさと強さに驚かされます。 和歌山市鳴神1095 バス「鳴神住宅前」下車徒歩3分 電話 073-471-3206 ジャンル別一覧
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